自分との戦い
今年も、もうすぐ終わろうとしている。
就職活動をし、修士論文を提出して大学院を卒業した。
その中で、自分は「特別支援学校の教員への夢」を見つけた。
衝撃だった。
それまで教員になるつもりはなかったからだ。
何日も何日も悩んだ。
就職するか、教員の夢に挑むのか。
その結果、勉強に専念することを決めた。
今は就職活動をやめ、一年間の約束で
教員採用試験を受けるための勉強をするため予備校に通っている。
申し訳なくて両親にも頭を下げた。
迷惑をかけるのは分かっていたから。
両親は怒らなかった。
「あんたはそのほうがいいよ。」
そんな風に言ってくれた。
泣きそうになった。
塾でアルバイトをしながら試験のための予備校へ通い、勉強している。
必死で努力した結果は、自分で受け止めよう。
その日にやれることは精一杯やろうと思う。
採用試験までは自分との戦いだ。