おっちょこちょいは、似るもの?
僕の家は、雑種の犬を飼っている。
名前はジョンで、僕たちの家族になってもう五年になる。
ジョンは、かなりほえる。
ちょっぴり恐がりなのが、理由のようだ。
家の前を、家族以外の人が通ったり
車などが、家の近くに止まったりすると、
「ワンワンワンワン!」
と吠え、家の門を知らない人が来ようものなら
「グルルルル・・・」
と、低い声でおどかすこともある。
これでジョンは、近所の人を撃退してしまったという
輝かしい成果を、我が家にもたらしている。
この勢いで話題になった、詐欺のセールスマンからも
優れた(?)番犬として、守って欲しいものである。
でも、そんなジョンも失敗するときがある。
それはある日の夜、彼女と会って帰ってきたときのこと。
僕は、車から降りる前に忘れ物がないか確認していた。
すると・・・、
(ん?)
後部座席にあったのは、黒い帽子。
どうやら彼女は、うっかり忘れてしまったらしい。
でも、困ったことに荷物は両手にいっぱい。
(う~ん・・・( ̄- ̄;))
悩んだ僕は、
かぶってみた。
当然入らなかったけど、気にせず家へと進んだ。
「細かいことは、あまり気にしない」のが、
僕の今年の目標なので、それを守ることにしたのだ。
家のほうに近づいくと・・・
「ワンワンワン!!」
ジョンは、いつものようにお勤めを果たしている。
しかしながら、ちょっと疑問に思った。
まわりには、僕以外に人はいない。
車も近くに、どこにも見あたらない。
ということは、ジョンがほえているのは
僕なの!?
うそぉぉぉ(´Д`;)
五年目にして、飼い主を忘れてしまったのだろうか?
ジョンよ、君と過ごした時間は決して短いものではないぞ。
僕はちょっぴりびっくりしながら、家の階段を上がった。
キィィ・・・。
僕が家の門を開け、ジョンと僕は向かいあう。
2人(?)の瞳は、じっ~とお互いに見つめあう。
すると、それまで吠えていたジョンは
しまった!!
(゜Д゜;)
と、思ったのか
「ワ・・アゥゥゥ・・・(´ω`;)」
おとなしくなってしまった。
僕のことは、覚えていたらしいのでホッとした。
どうやら、彼女の帽子をかぶっていたのがほえた原因のようだ。
「犬は、飼い主に似る」
この言葉はよく聞くけれど、
なんと、おっちょこちょいまで似てしまったらしい。
・・・(^^)クスッ
そんなジョンを見て、にこっと笑顔になった。
いつもより、ずっと親近感を感じた僕だった。
(日記後の一言)
どうもお久しぶりです、おっちょこちょいtakaです。
ちょっと休憩して、かえって来ました~。
みなさま、お元気でしょうか??
風邪がはやっているようなので、お体には気をつけてくださいね。
それと、前回の記事には多くのコメントありがとうございました。
すっごく、励みになりましたよ。
一つ一つに返事を返そうと思ってたのですが、今回はやめにしました。
「本当にごめんなさい」と一人ひとりにコメントに書くよりは
「また、がんばります」と記事で伝えたいと思ったからです。
今回の記事から、レスはさせていただきますね。
あと、記事の更新はマイペースにしますね。
日時指定は、一度ペースを崩すとダメでしたので・・・(汗)
タイトルも変更し、心機一転して書いていこうと思います。
どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。
10月31日 おっちょこちょいtaka